2010年05月29日

「エクスキューズ・ミー」突然被告の口から… SS元船長初公判ライブ(産経新聞)

【法廷ライブ SS元船長初公判】(7)

 《約10分間の休憩中、長いすの被告人席に座る環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」元船長、ピーター・ジェームス・ベスーン被告(45)は後方の弁護団を振り返り談笑していた。弁護団側から「Hot」という単語が聞こえる。どうやら法廷内が暑いという話をしているようだ。ベスーン被告の表情からは、リラックスした様子がうかがえる》

 《午後2時16分、多和田隆史裁判長が再開を告げ、検察側の男性証人が法廷内に姿を現した。黒っぽいスーツに青いネクタイ姿の証人は、やや足早に証言台に向かった。証人は事件当時、第2昭南丸に乗船していた32歳の船員だ。偽証しないことを宣誓する証人を、ベスーン被告がじっくりと見つめている》

 裁判長「通訳が入っているので、質問の通訳が終わってから答えてください」

 証人「はい」

 《それまでのイヤホンを通じた同時通訳から、一つの発言ごとに区切って通訳する方式に切り替えられることになった。検察官が立ち上がり、証人に質問を始める》

 検察官「あなたは第2昭南丸に乗っていましたね?」

 《女性の通訳が始めようとしたとき、おもむろに被告が声をあげる》

 被告「Excuse me」

 《法廷内が静まりかえり、視線が一斉にベスーン被告に注がれる。ベスーン被告は同時通訳の音声が流れる左耳のイヤホンを指しながら、通訳にボソボソと訴えかける》

 《通訳が「これはもう使わないんですね?」と確認すると、ベスーン被告はおもむろにイヤホンを外した。検察官はもう1度、同じ質問を証人に投げかけた》

 検察官「あなたは第2昭南丸に乗っていましたね?」

 証人「はい」

 検察官「日本時間午後11時ごろ、被告はゴムボートに乗って接近してきましたね」

 証人「はい」

 検察官「被告は第2昭南丸の左舷に接近して、ゴムボートからランチャーで何かを撃ちましたね」

 証人「はい」

 《証人の声がわずかにかすれた。ベスーン被告は手を前に組みながら、通訳の言葉に耳を傾ける》

 検察官「あなたはどこにいましたか」

 証人「左舷のボートデッキに上がる階段の前にいました」

 検察官「どうしてそこにいましたか」

 証人「SSの人たちが船に飛び込んでこないように警戒してました」

 検察官「どういう装備で警戒していましたか」

 証人「防護ヘルメット、手袋、カッパなどを着て、インパルス銃を担いでいました」

 検察官「インパルス銃とは?」

 証人「消火器だと聞いています」

 検察官「圧縮空気で水を打ち出すのですか」

 証人「はい」

 《証人は近くに乗組員2人がいて、約10メートル離れた場所に起訴状で顔面を負傷したとされている乗組員がいることを説明した》

 検察官「被告がランチャーを撃ったのは目撃しましたか」

 証人「はい」

 検察官「なぜランチャーを撃ったのだと分かりましたか」

 証人「撃ったときの音と、(ランチャーから)赤い煙が見えました」

 検察官「被告はどういう行動を取っていましたか」

 証人「第2昭南丸に撃ったものが当たり、歓声を上げて喜んでいました」

 《ベスーン被告は長いすの背もたれに右ひじを乗せ、上半身をやや右にひねるようにしながら座る。顔は通訳、証人へとせわしなく向けられる》

 検察官「何が撃たれたと思いましたか」

 証人「酪酸だと思いました」

 検察官「そう判断したのはいつですか」

 証人「(発射から)1、2秒後です」

 検察官「変わったことがあったのですか」

 証人「目や顔が痛み、いつものように目が開けられなくなりました。酪酸の異臭が漂ってきました」

 検察官「痛み、においを感じてどう思いましたか」

 証人「自分の体と目の中に酪酸がかかったと思いました」

 検察官「確認ですが、発射から痛みを感じるまでの時間はどれくらいありましたか」

 証人「1、2秒ぐらいです」

 《検察官は、争点となっている酪酸と乗組員のやけどの因果関係を証言により裏付けようとしているようだ》

 検察官「以前も酪酸の異臭をかいだことがありますか」

 証人「はい」

 検察官「いつ、どういう機会で酪酸をかいだのかを説明してください」

 証人「2月11日の前にもSS側から酪酸を投げられました。2、3年前にも投げられています」

 検察官「事件よりも前に酪酸を浴びたことはありますか」

 証人「ありません」

 検察官「誰か別の人が浴びたところを見たことはありますか」

 証人「はい。2、3年前に乗っていた船に酪酸が着弾し、酪酸を浴びた人が『ヒリヒリ』するから気をつけろ」と言っていました」

 検察官「そうした経験から、事件当時はどう考えたのですか」

 証人「自分の顔に酪酸がかかり、ヒリヒリしていると思いました」

 検察官「ランチャーが撃たれる前にそのような症状はありましたか」

 証人「ありませんでした」

 《検察官は酪酸を浴びた後の行動について証人に質問していく》

 検察官「その後はどうしましたか」

 証人「痛みを我慢できず、船内に入って洗いました」

 検察官「船内に入る前のことを聞きたいのですが、周囲にいた人に異変はありましたか」

 証人「同じような痛みを訴えていました」

 検察官「船内に入ったということですが、当時は甲板で(SSを)警戒する任務をしていましたよね?」

 証人「いつものように任務をすることはできませんでした。目も開けられず、顔も痛く、とても任務をすることができませんでした」

 検察官「任務を止めて、どうしましたか」

 証人「船首の方向に走っていきました」

 検察官「(起訴状で負傷したとされている)乗組員は見ましたか」

 証人「はい」

 検察官「様子は?」

 証人「ひざをついてうずくまっていました。酪酸をかぶったと思いました。うなるような声が聞こえました」

 検察官「(乗組員の)容体を調べたり、手当をしたりはしましたか」

 証人「そこではしていません。自分も酪酸がかかり、自分の顔を流すことが先でした」

 《ベスーン被告は手を前で組み、表情を変えずに証人を見つめている》

     =(8)に続く

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2010年05月27日

<EV>充電なしに1003キロ 世界最長記録ギネス申請へ(毎日新聞)

 自動車愛好家でつくる市民団体「日本EVクラブ」(東京)は23日、途中で充電せずに電気自動車で1003.184キロを走ることに成功した。無充電の走行距離の世界記録は現在、同クラブが持つ555.6キロで、ギネスブックへの登録を申請する。記録への挑戦は、茨城県下妻市のオートレース選手養成所の楕円(だえん)形コース(1周689メートル)で実施。車両はダイハツ工業の軽自動車「ミラ」を改造。三洋電機製のリチウムイオン電池8320本(360キログラム)を搭載した。同クラブは昨年11月に東京から大阪まで公道555.6キロを完走してギネスに認定されている。今回も同じ車両だが、公道ではないため加速や減速をせずに済むことから距離を伸ばした。

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2010年05月18日

工業所有権等収益の減少などで減収・減益―日本新薬(医療介護CBニュース)

 日本新薬はこのほど、今年3月期(昨年度)決算を発表した。主力品の前立腺肥大症治療剤エビプロスタットが66億円(前年度比11.4%増)と、売り上げを伸ばしたことなどから、医薬品事業の売上高は522億円(3.6%増)となった。また、スイスのアクテリオン社に導出した肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療剤NS-304のライセンス契約に基づく工業所有権等収益が減少したことなどから、全体では売上高629億円(0.2%減)、営業利益65億円(14.4%減)、経常利益68億円(15.6%減)、純利益41億円(9.0%減)と減収・減益になった。

【国内医療用医薬品売上高詳細】


 その他の製品については、花粉の飛散量の減少でアレルギー性鼻炎・結膜炎治療剤リボスチンが12億円(42.8%減)と大幅に減少。また昨年、日本イーライリリーと締結した勃起不全(ED)治療剤シアリス(成分名=タダラフィル)と、タダラフィルのPAH、前立腺肥大症(BPH)に伴う排尿障害の適応症に関するライセンス契約に基づき、7月から日本新薬が単独販売したED治療剤シアリスが18億円と、売り上げに寄与した。

 今年度の医薬品事業では、シアリスが年間で寄与することにより、売り上げを30億円と予想。昨年12月に販売を開始したタダラフィルのPAH治療薬アドシルカは、昨年度売上高約1億円から今年度は8億円を見込む。また、BPHに伴う排尿障害の適応症については現在、国内で日本イーライリリーがフェーズ3試験を実施している。

 このほか、エビプロスタットが67億円、粘膜防御性胃炎・胃潰瘍治療剤ガスロンNが45億円など、主力品の維持などにより、全体の売上高は647億円(2.8%増)と増収を見込んでいる。一方、利益面ではNS-304のライセンス収入の予定がないことなどから、営業利益53億円(18.0%減)、経常利益57億円(16.0%減)、純利益37億円(9.7%減)と減益を予想している。


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